九月のキモノのこと

「夏帯にさよならを」の記事に
いくつかコメントをいただきました。
何だか、波紋を投げかけてしまったようで
失礼いたしました。

さらに追記があります。
キモノ・ネタというのは
政治ネタくらいと同じくらい
ちゃらけて書いてはならぬこと
今回、学びました。

★★
昔、9月1日の
ホテルでのパーティに
出席したことがありました。

京都キモノ一年生だったので
基本に忠実に、ということで、
単衣に袷用の帯を締めていきました。

京都だし、
みなさん、きっちり衣替えしてるだろう、
と思いきや、さにあらず。

花街の人以外は、
半襟は絽の人、帯は夏帯の人、
ええ、絽のキモノの人もいました。

いいわけ? それ、いいの?
と、キモノ一年生は思ったものです。

月日は流れ、
私もいつの頃からか
五月でも暑ければ、
単衣を着たりするようになりました。^^;
先取りはいいのッと
言い訳しつつ。

でも調子にのってお祭りの頃、
単衣を着ていたなら
「中旬じゃ、ちょっと早すぎや」
と、去年、先輩から
言われました^^:
はいっ。


ただ
九月に薄物(夏もの)は
着たことないかも。
笑われるとか、そういうんじゃなく
自分へのキモノ枷というか、こだわりです。
そのかわり、いい帯も締めません。
いいキモノは単衣は持ってません。


昨今の残暑、
重陽の節句前までは
夏ものでもいい、という話も
聞いたことがあります。

ま、ルールは破るためにある、
破ったところにあるのが粋
なんていう人もいますし、ね。


追記る
重陽、変換ミスがありました。
陽の数が重なるから重陽。
ご指摘、ありがとうございました。^^;
冷や汗。

それとね、
コメント以外にメールもいただきました。
それぞれの着方があっていいと
私も思ってるんですよ。
というか、
そもそも私は
ルール尊重派ではない。

テレビ出演のとき
放映日を計算し忘れて
常識がない、
というメールを
もらったりで、
逆に、うひゃーと思ってるんですよ。
人それぞれ体質も違う、
外で着るのと、
空調が効いてるなかで着るのと
また違う。
ケースバイケース TPO。

追記、止。









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夏帯にさよならを

そんなわけで、
キモノ暦では夏が終わります。
明日からは単衣。

夏のキモノ
紗、絽、麻、芭蕉布などを
着ると、笑われることになります。


いや、キモノを知らない人には
わからないんだから
いいっていっちゃーいいんだけど
いえ、やっぱりダメです。
理由?
理由は それがキモノなのです。
^^



今回の東京ステイ、キモノの他は
ジーンズのようなカジュアルな服しか
持ってきておらず、
今日をもって、
ドレスコードがあるところには、
行けなくなりました。


ところが今朝、
明日のランチを、
友人から誘われて
あわわ、どうしよう。

ねえねえ、そこって、有名なお店よね。
焦って、お店に確認。
ま、ドレスコードはなし、
ということで
ことなきを得たのですが、

かくなるよーに
キモノというのは
ちょっとだけ
季節の変わり目はたいへんです。

こういう時期に旅行に行くときは
どうするんでしょうね。
二種類、持っていくんでしょうね。


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自分ではじめて買った帯が
私の場合は、この夏帯でした。
97年の夏。
渡文@西陣・大黒町
私のキモノは
ここからはじまりました。

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耳寄り情報をアソウから

京都近郊の方にお知らせです。

志村ふくみさんの下で修業した
清水繭子さんという染織家がいます。

彼女の講演が下記のように
京都で行われます。
私は残念ながら瑞峯院さんの落成法要茶会で
聞きにいけないのですが、
きもの、染織に興味がある方にはお薦めです。

聞き手の鞍田崇さんは京大の哲学出身の人。
夫や私の友人でもあります。
ぜひいらしてくださいね。


「丁寧ということ ― 色と布と語りあう日々」

話し手 : 清水繭子 (染織家)
聞き手 : 鞍田崇 (総合地􏰀環境学研究所上級研究員)
2010年4月14日(水) 15:00〜17:00 (受付:14:00より)
総合地環境学研究所 講演室 *京都市北区上賀茂本山457-4

季節のうつろいにしたがい、身近な植物を使って染めだされる色。
その色を用いて丹念に織りだされる布。
染色の 原点は、時々に異なる自然の色合いへの感動にあります。
自然に対するまなざし の意味を、
「色」という目に見えるかたちで再確認しつつ
いま求められている暮らしの中の「丁寧さ」とは
どういうも のか、考えていきたいと思います。



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きもので37階でお茶

去年の12月に行った日本橋福富塾での私のきものトークショーのときに
来てくださった方と、
京橋のギャラリーで待ち合わせ。
こんな作品展を見てから、

三戸美奈子&クラスメンバーによるカリグラフィー作品展
 会期:3月2日(月)〜3月8日(日)
 時間:11:00〜19:00(最終日は16:00まで)
 会場:ギャラリーくぼた別館
    中央区京橋2-10-9
    

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@携帯画像
日本橋のマンダリンホテルで
お茶をしながら、きもの談義を繰り広げました。
帰りはフリー(無料)の循環バスに乗り、
日本橋の一部をぐるーり一周、東京駅まで行きました。

子どもの頃、父が勤めていた会社が、おとなりの人形町、
家も東西線沿線で、日本橋界隈は昔、テリトリー(^^)でした。
でも、ほとんど景色、変わっちゃいましたね。


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ご主人が建築家で、彼女も結婚前は店舗のデザイン等を手がけていたんだとか。
色使いがやはりデザインをやっていた人は違う^^
私の好みのストライクゾーンです。
ただ京都でこの好みを押し通すのは、なかなか難儀でございます。



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京都ではあり得ない景色^^;
小さな紅茶の下には大きなビルの街。
シュールな飲み物でした。
私は実は高所恐怖症。



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お知らせ

このときの日比谷公園での撮影が、こちらのサイトでアッブされました。
ぜひぜひ、ご覧いただきたく。
よろしくお願いいたします。

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