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河井寛次郎のお茶碗

河井寛次郎のお孫さんで、河井寛次郎記念館の学芸員である鷺珠江さん。
昨日はその鷺さんのご自宅に遊びにうがってきました。
前から、
「自宅のほうにもお茶を飲みにいらしてください、寛次郎のお茶碗でぜひお茶を」
と言ってくださっていたのです。
それがやっと実現。
鷺さんと私、同い年なんですよ。
(でも鷺さんの息子さんは公認会計士さん、
うちの息子のトビは猫、えらい違いだわん)。
ゴホン。
そうじゃなくて。

昨日は生憎のお天気でしたが、
傘をさして、いそいそと行ってまいりました。
ええ、歩いて。ご近所さんなんですよ。

鷺さんとの待ち合わせは記念館の近くの
「あけぼの」というお店(寿司、京料理)。
記念館でよく利用しているお店とか。
お茶の前に、ここで正午の食事。
ハイアット・リージェンシーへの通り道なので、
前はよく通っていしたが、
こんなおいしいお店とは知りませんでした。
きっと地元の人しか知らないお店ですね。
IMG1197.jpg

そして茶の湯の露地ならぬ
雨に濡れた小路、路地を通り抜け、鷺さんちへ。
琉球畳が敷かれた座敷。
寛次郎デザインの欅のぽってりした座卓と
民藝風の座布団が。
床の間の掛け物は棟方志功の牛の絵。
茶箱も寛次郎ゆかりのもの。
中から取り出されたのは、寛次郎のうつわ、うつわ、うつわ……。

美術工芸品の寛次郎のうつわが、
暮らしを愉しくするための道具として、
ふだんから大切に使われている。

美術館や、道具屋さんのショーケースに飾られた茶碗と、
鷺さんちの茶碗、
どちらが美しく見えるかといえば、
言うまでもなく、使われているほうの茶碗です。
お抹茶が入ると、その色が加わり、また美しいの何の。

100209u.jpg
コンデジでのスナップ写真だから、
それがきちんと撮りきれてないのが残念ですが、
そのあったかな時間、空間を想像しながら、
見ていただけると幸いです。

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余談ですが、以前、作家を呼び捨てにするのは失礼だ、
京都では何にでもさんをつけるを知らないのか、という
お叱りのコメントをいただきました。
が、文字で記すときの作家名は、京都の茶会の会記でもさんはつけませんし、
それがむしろ敬意を表することだと私は思っています。
(会話のときは、当代の場合は、
楽さん、黒田さん、といったふうに「さん」はつけますけどね)

昨日なんかも、鷺さんとの会話では、
作家その人を話すときは、
「河井寛次郎」と呼び、
また個人的な話のときは、自然と「おじいさま」と
呼んでいたような気が。
鷺さんも「寛次郎」、「祖父」を
使い分けてらっしゃいました。

そんなわけで、
本文中、棟方志功、河井寛次郎の敬称は略しました。

comments (3) | 京都 > うつわのこと | URL

18日、ハイアットのチェックインする前に、「あけぼの」さんでランチをいたしました。美味しかったですよ。ブログを見ていてよかったと思いました。ありがとうございました。(食べ物屋さん系の情報嬉しいです。)
去雨子 | 2009/10/20 07:32 PM
初めて河合寛治郎記念館で
器を見たときの驚きは忘れる事が出来ません。

なんだか自分が恥ずかしくなるような
妙な感覚でした。

触ってみたい!と思いました。

どんな感触なのかなあ。
まさみ | 2009/10/04 11:54 AM
 今日は京都に行ってきました。河合寛次郎、北村、楽の
どの美術館にしようかとても迷っていました。結局、大西
清右衛門美術館にしました。近為でランチをし再び然花抄院でお茶して帰りました。

 このブログを拝見して次回はやはり、河合寛次郎美術館に
行こうと思いました。
花筏 | 2009/10/03 10:42 PM

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