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未在に行きました。

先々週、「未在」に行きました。
前から一度、行ってみたいと思っていたので。

IMG1388.jpg

カウンターのみ、その日は10席でした。
円山公園内のこじりんまりとしたお店ですが、
小間の茶室風の数奇屋普請は見事です。

茶懐石を取り入れた料理屋さんなので、
席につくまでに、
外の腰掛け(待合い)で白湯が出されます。
私たちは、そこがいっぱいだったため、
店内の床の間の前に設えてある腰掛けに。


小間(茶室)のように照明も仄暗く
漆塗のカウンターはふつうの割烹の1.5倍くらいとってあり、
カウンターの立ち上がり、厨房との結界には四方竹。

カウンターにはひと組にひとつずつ灯明皿が置かれ
灯心からゆらゆらと陰影がつくられていく。
陰影礼賛。

一期一会。
開始は6時。
カウンターに客が全員揃ったところで、
折敷に飯汁の四椀で、茶事のような食事がはじまります。

ご主人をはじめ、お運びも含め、全員男性(料理人)。
少々、気詰まりな感じは否めないかな。
茶事の濃茶席みたいな感じです。
お造りからは薄茶席くらいの雰囲気になりますけどね。
撮影禁止だったので(筆記用具、持参すればよかった)、
何をいただいたのか忘れてしまいました。とほ。
マグロや鯖のお造りが美味でした。
それと牛肉が出てきました。ええ、美味でした。

うつわは渋めでいいものばかり。
10月、名残の季節ということで、
向付けのうつわは揃いではなく、
風炉の季節に使われた、さまざまなカタチのものが出されました。
うつわ好きにはたまらない ^^
(この趣向、裏千家さんもの。表千家の懐石ではしないみたいです)。

最後にお菓子と抹茶。
お濃茶と薄茶のあいだような一碗でした。
そのあと水菓子(デザート)。

若衆が提灯で足下を照らしながら、
店の外、角まで送ってくれました。
ご主人もこちらが角で振り返るまで
店の前で見送ってくれました。

私のなかひがしさんのキーワードが「物語」なら、
こちらは「演出」かな。

外の腰掛けには三ツ星祝の胡蝶蘭が飾られてました。

しかしやはりこれだけの演出があると
値段も張りますね。
いい体験でした。


comments (1) | 京都 > 食べること | URL

茶懐石を知りたくなりました お福分けありがとう
千汀 | 2010/02/18 09:40 PM

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