<< 先週は薬師寺に行きました | TOP | フトルミン工場跡の喫茶室@奈良 >>

さらに興福寺と春日大社に

これもちょうど一週間前の話になります。

実は丸山さんたちとは3時半の待ち合わせだったので、
その前に、興福寺で開かれている「お堂で見る阿修羅展」を見るつもりで
午後一には奈良に着いておりました。

が、しかし、
さ、見るわよ、と興福寺に着いたなら、
「ただいま180分待ちです」の札。
180分待ちって、さ、3時間?
拝観する前に、丸さんたちとの約束の時間が来ちゃう。

がーん。
夫はその長蛇の列を見るなり、
落胆に、機嫌が悪くなるありさま。
そのくらい夫も楽しみにしていたらしい。

私もそうです。
実は5月、上京のおり、
東博(と東京国立博物館)で、阿修羅展を見ようと出かけたなら、
やはり180分待ち。
いったん入館し、列にはついたものの、挫折。

で、ルーブル美術館展(正式名称、忘れた^^)を見て帰ったのでした。
これ、京都にも来ましたが、
最終日、偶然、通りかかったなら、混んでた。V

そんな経緯がありましたから、
今度こそは、と意気込んでいたのに。のに。のに。

と、薬師寺で、そんな話をしていたなら、
興福寺さんに連絡を入れてくださったようで、
翌朝、一同、興福寺、本坊にて、
興福寺の森谷執事長さんから
一服、頂戴したあと、
山中さんに、境内や、仮金堂を、
ご案内いただいてしまいました。

平日の朝なのに、我々が出るときには
すでに150分の列ができていました。

興福寺も同じ法相宗。
中金堂の再建に向けて、大きく動き始めています。
発掘調査も行われていました。

IMG1489.jpg

ここの阿修羅さまは、
眉をひそめてはいるけれど、怒りの形相ではない。
中性的で、美しいお顔をなさっています。
だから人気があるのかな。
興福寺公認のファンクラブまであるようですよ。

仮金堂のなかは、お香が薫きしめられ、
それだけでも博物館で見るのは違う、
照明もぐっと抑えられ、
けれど表情が際立たつよう、緻密な計算のもと、
ライト、当てられていました。

誰もいないお堂でひとり向き合ったなら、
背筋の先をすーっと
あちらの世界へ、吸い寄せられるような衝撃を受けたと思う。


そうそうここは仮の金堂。
1717年の被災から100年たって、
ようやく再建されるも、ひとまわり小さい仮堂でした。
松材であったため荒廃し、昭和50年に、仮金堂を再建。
でもやはり小さいままなので、
中央の釈迦如来さまは窮屈そう。
格(ごう)天井は如来さまの光背の上だけ、
一段、高く、上げられてます。

けど、それでも天井高は足らず、
光背を下にずらして納めているのだそうです。

いただいた本「興福寺のすべて」(小学館)を読むと、
明治以前の火災もさることながら、
維新後の廃仏毀釈で、
ずいぶん価値ある寺宝が消えたことがわかります。


来年はいよいよ1300年ですが、
年間5000万人の観光客の方たちは、
京都だけでなく、奈良にも足を運んでほしいなあ、などと
思うアソウでありました。
おまえが言える立場か、つう感じですが。
いや、奈良はいいです。ええ。


そして春日大社にも行きましたよ。
参道の両脇にびっしり置かれているの春日灯籠。
京都の町家にはこれを模した灯籠がよく置かれています。
うちにもあります。

グルーブ観光だと、カメラを構える気になりにくいというか、
何か、全然、取ってませんでした。
IMG1492.jpg

IMG1491.jpg
これは春日大社へ向かう途中で見つけた洋館。
重文のようです。
旧奈良物産陳列所

- | 京都以外 | URL