溝口さんの当日の衣装は

いよいよ今週末の日曜日が実相院での小さなコンサートです。
チェロのみなので、演奏できる曲目が限られるため、曲数は多くないのですが、そのかわり、数より質、機械を通さない生の音をお届けします。
それと、な、なんと。
溝口さん、きものに袴で、演奏してくださることになりました。
それもそのきものは、実相院の修復への志半ばで、お亡くなりになった前の門主さん(現門主さんのご主人)が生前、着ておられたものです。
きものは人の心をのせる舟のようなもの。
その心を纏っての演奏です。

和装にしましょうか、と申し出てくださったのは、何と溝口さん本人。
通常の彼のステージ衣装が、ジーンズであるのを気にしてくださったのです。
それから、とんとん拍子で話は進み、だったら前門主さんの形見のきもので、ということになり、その着付けは門主さんのご家族と親しくなさっている服部和子(鏡リュウジさんのお母上)さんが担当してくださることになりました。

きっといつもの演奏とは違うものとなると思います。
時間はトークを入れても1時間ほどですが、スタッフ全員、心をこめて、皆さまをお迎えするつもりでおります。
当日は天気予報ではどうやら雨のようなのですが、雨の実相院というのも、また庭の木々、石がしっとりと濡れ、美しいものです。もちろん床もどりも、雨でやわらかく映ります。ぜひ楽しみに、いらしてくださいね。
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