錦秋の借景


光悦寺から望んだ、錦秋の山。
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光悦寺 ごゆっくりどうぞ


本阿弥光悦翁旧跡 光悦寺。日蓮宗だそうです。
ここのご住職は表千家の高弟さん(だと思います)でもあり、毎年、11月には有名なお茶会が開かれるんですよね。お道具類がそれは立派らしい。
いつかは覗いてみたい世界です。

ここも2度目。
前に訪れたときは、まだお茶をはじめてなかったので、茶室が建ち並ぶ山内の、その佇まいの美しさに、目が留まらなかったのですが、今回は紅葉だけでなく、茶席の普請や、露地の手入れなどにも心が留まりました。
それと受付にいる男の子(学生のバイト?)が、パンフレットを渡してくれるときに、「ごゆっくりどうぞ」と、対応してくれたのも、いいな、と思いました。前のときも同じだったでしょうに、それに気づかなかったんですね。
一見の観光客に対しても、一期一会の精神で対応してくれているんですね。
「ごゆっくり、どうぞ」
何でもない言葉だけど、いい言葉ですね。

写真は有名な光悦垣と紅葉。
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鷹峯 常照寺


吉野太夫が寄進した赤門が有名な常照寺は、原光庵のすぐ近く。
ここを訪れるのは三度目かな。

これは茶室、遺芳庵の「吉野窓」。
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鷹峯  源光庵


約二年にわたり修復工事に入っていた源光庵が、先月から再公開。
明日から週末にかけては、もみじラッシュになるだろうし、と今日、意を決して(って、大げさですが)、行ってきました。
しかしすでにラッシュ! でした。

源光庵は曹洞宗(禅寺)。JR東海のポスターで一躍有名になった、これが悟りの窓です。今回は2回目。前、来たときに、次こそは人がいないときにゆっくり来ようと思い、去年の冬、出向いたなら、修復工事中。
世の中、そういうものですね。
そんなわけで、今回もゆっくり窓の前に坐れるはずもなく(記念撮影の人たちの邪魔になる)、写真を撮るだけに終わってしまいました。

その写真も、本当はもう少し左から撮ると、左の蔵が入らないんですが、そんなアングルにこだわれるような状況でなく、あえなくこの角度となりました。

写真をとる撮るのに順番待ち。さらに、皆さん、この丸窓の前にすわって、人物入りで記念撮影をするので、なかなかシャッターチャンスがないんです。
でも明日は、もっとすごいんでしょうね。

混雑はしていましたが、あちこちに山内で咲いた花なのでしょうか、めずらしい茶花が生けられて、ゆったりとした心持ちにさせてくれました。


でも、伏見城の遺構を用いた、有名な血天井は、四百年あまりの歳月を経ても、その跡は消えることなく、くっきりと残っており、紅葉の赤と相まって、背筋が寒くなるような瞬間がありました。三百八十人余りが、自刃して果てた跡なんだそうです。足跡あり、手のあとあり、顔の跡(たぶん)あり。それを弔うために、天井に掲げているんでしょうね。元禄時代の創建だそうですが、平和な世の中であったからこそ、二度とこのような争いは起こしてはならぬ、ということで使われたのだろうか、などと思ったのでした。
詳しいこと、ご存知の方がいらしたら、教えてください。
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