城南宮の枝垂梅


記事の前に、お知らせ。
先週の木曜日に発売の「週刊文春」に
私が書いた書評が載っています。
取り上げたのは、志村ふくみさん著『白夜に紡ぐ』。

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ここから本日の記事です。

実はワタクシ、城南宮は今回、はじめてでした。
下鳥羽なので、あまり私にはなじみのない地域。
(「鳥羽伏見」の戦いの「鳥羽」です)

が、今年はそういうところにも足を伸ばそうと。

で、行ってみたなら、
あれ?  ここ、 来たことある……orz。
京都を代表する大企業の本社ビル(京セラ)のそばでした。
(城南宮ははじめて)。


城南宮はその名の通り、平安遷都の際に、
都(宮城)の南の国の守護神として創建された神社。
裏鬼門の守護神ですね。

夫いわく、交通安全の神さまとしても有名らしい。
昔の貴族の装束で、歌を詠む「曲水の宴」も有名です。

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平安の末期、白河上皇が離宮を造営しことから、
この地に、王朝文化の華麗な花が開いたのだとか。


神苑は昭和の名作庭家、中根金作の手によるもの
(妙心寺の退蔵院の池泉回遊式庭園もそうです)
平安の庭、室町の庭、桃山の庭、春の庭、城南離宮の庭からなります。

四季折々の花が美しい、手入れも行き届いていて、
今は、梅と椿がまさに見頃、
見終わったあとは、心を着替えた気分になりました。

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枝垂梅というのは、
いわゆる梅の寂びた趣きとは異なり、
桜や梅の女性らしい華やかさも持ち合わせている。
しばし見とれてしまいました。

梅は平安の頃は、貴族たちの教養の象徴、
文人たちのまわりには、
いつもこの匂いが漂っていたといいます。
ex菅原道真とかね。

お茶でも、表千家の不審庵の露地には「梅見門」という名のついた
門があります。(でも梅の木は茶庭ですからありません。
きっと心の宇宙で、それを見、それを嗅いだのでしょう、たぶん)。



2/22(今日)から3/21まで、
「しだれ梅と椿まつり」が開催されるようです。

では美しい梅の写真をどうぞ。
(実物はもっと美しいです。
見物客を避けながらの撮影だったので、
なかなかベストアングルから撮れませんでした、と言い訳)。

椿の写真はまた別記事でお届けします。

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1億総カメラマン、見物客は、
みんなこんなふうに撮影してました(苦笑)。
ええ、私も。
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