剪定中です

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紅葉シーズンですが、
金曜日から、わが家、庭師さんが入っています。
昨日までは2人でしたが、今日からは3人。
明日までに終わるといいな。
こればっかりはお天気次第なので……。

剪定なんかしなくていいじゃない、
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
家の庭の樹木は、座敷(室内)から眺めるために存在します。
(露地は+茶事で用いるためのものですが)。
盆栽と同じ、山と異なり、庭は不自然な自然。
坐して眺めたときに、いちばん美しいように
植栽されている。
その眺めを保つためには、
最低でも年に1度は枝葉を落とす必要があるのです。
眺めだけでなく、
根もそれに比例して大きく這っていきます。
これは建物にもよくない。
根は養分が足りないと、上に上がってきて、
建物を持ち上げてしまうこともあります。
そんなわけで、
庭の樹木は剪定に入らなければならない、
ということのようです。←私の解釈です。

わが家は空家になっていたときに、
放置されていたために、
ひどい状態になっていました。
が、今回、庭師さんいわく
やっと樹木のアウトラインが整ってきたので、
来年からは作業も枝葉の細かいカタチに
入っていける……と。
なので剪定に時間がかかるようになるらしい。
え、えーっ!!?
今でも数日かかってるのに。
ガクブル。なぜなら時間=費用なのです。

京都には
「舞妓に惚けても、庭には惚けるな」という言葉があるらしい。
その心は、庭は入れあげると、かかるお金にキリがない、
なんだとか。


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木々も「散髪」をしたあとは、すっきり、
イケメンor美人になりますね。
これを365日、眺めるための剪定代、
と考えれば、安いのかも(いいえ)。

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落とした紅葉を使って、ロッタの写真を撮ってみました。
リサイクル。
「ねこぶろ」もぜひ。よろしくです。
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幽玄の紅葉物語

静寂とともに、画像だけを置いていきます。
テキスト(記事)はこちらで。

青蓮院門跡 夜間特別拝観 ライトアップ
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浮かび上がる光の島@宸殿前の庭
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空から落ちた星の庭@ 宸殿前の庭
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ただそこは紅葉の滝




暗転 赤のあとは黒 
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心を折り畳めば、聴こえる声
華頂殿でお抹茶を




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浮かんでは消えていくガラスの紅葉



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本堂 堂内の厨子にはご本尊「熾盛光如来」の曼荼羅を安置
光の島に見えたものは、ご本尊の種字(ボロン)。





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追いかけてくる紅葉



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逃げ込む竹林


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やがてそこは残像の森
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青蓮院門跡ライトアップ

朝から、夕刻アップの日経ネット連載の原稿を書いています。

今回のテーマはこれ。
夕べ、行ってきました。

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夜、またきちんとしたものをアップします。
お楽しみに。

日経ネットの更新は17時予定です。
猫ぶろもよろしくお願いします。
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舞妓さんや芸妓さんの帯

ひとつ前の記事、下鴨神社の宮司さんのお祝いの会で
舞を舞ってくれた祇園甲部の芸舞妓さんたちの
帯を撮らせていただきました。

下は舞妓さんのだらりの帯。
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そしてこちらは芸妓さん。
ふだん帯の締め方はお太鼓ですが、
これはこの日の舞に因んだものとか。
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きものは銀と金でススキの文様の箔が。
あざやかな紺色に映えてました。
帯は金色。あでやかだけどシンプルです。

うしろ姿の写真をお願いしたなら、
さっとこのポーズ。色っぽい。
足の合わせ方、首のひねり方、さすがプロです。



そして私。
宴のあとは、お茶の稽古だったので、
きものはいつもの無地。
帯だけ、母の唐織を締めました。
(斜めの皺が気になりますね。あと扇の差し方の角度も……)

お茶の稽古のあとは、
カメラマンの久保田康夫さんの打ち合わせ。
料理本、作ろうと思ってるんです。
久保田さんと一緒に。
アソウさん、料理作れるの? という声が聞こえきそう。
ええ、作るのは久保田さんですよ(えっ?)。


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下鴨神社の宮司さんのお祝い

神職、神主さんたちには、
神社本庁が定めるところの等級というものがあるんだそうです。
四級から特級(二級は二つに分かれる)までの六段階。
その特級に、
下鴨神社の宮司さんが、昇進され、
25日、そのお祝いの宴が催されました。
(特級になると、 お祝いの会が催されるのが慣例とか)。
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500人近い出席者でした。
その多くが全国の神職の方たち。
東大寺や比叡山延暦寺や、聖護院、妙法院の方もお見えでした。。
ふだんは口もきけないような偉いお坊さんと、
同じ円卓になり、いやはや、緊張しました。


下鴨神社の新木宮司は、
代々、この地で神職を勤めてきた社家の生まれ。
明治になっても、京都に残った、
数少ない社家の一つだそうです。
その始祖会の会長が、鴨脚(いちょう、と読みます)さん。
発起人のお一人として名を連ねておられました。
その発起人も、知事、市長、裏千家の前のお家元、梅原猛先生……と、
すごい方たちばかりでした。

これだけの方たちが名を連ねたのは、
下鴨神社(賀茂御祖神社)のトップという立場だけでなく、
宮司さんの教養、人柄なんだろうな、と思うアソウでした。
というのも、私も夫も
新木宮司さんの大ファンなんです。

あるとき、早朝でしたが、
糺の森の参道を楼門に向かっていたなら、
参道の先を、白い装束の人が歩いています。
下鴨神社の神職さんです。
どなたかな、と目で追っていると、
その人は参道に落ちていたゴミを拾い上げました。
ええ、それが宮司さんだったのです。
宮司というのは、
その神社のボス、社長みたいなものです。
そんな人が、ゴミを拾う。
謙虚というだけでなく、
ああ、糺の森を本当に愛しておられるんだな、
と、そんなことを思い、
感じ入ったのでした。


出席者からのお祝いの品は、
平山郁夫画伯による、新木宮司さんの肖像画。
やわらかな色彩で描かれていました。

肖像画の前で、謝辞を述べる宮司さん。
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祇園甲部の芸舞妓さんたちによる祝舞。
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祝宴は京都ホテルオークラで行われたのですが、
食事は一応、フレンチ。
でも京都らしく、こんなアレンジがされていました。

これはオードブル。
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そして最後のデザートには、
紅白の重ね扇に、双葉葵の焼き印が入った薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)とお薄(薄茶)が。
デミタスのカップに入ったものが、そのお薄。
えっ、と少々、興醒めする私でしたが、でも、
お濃い茶用の抹茶かな、と思うくらい、おいしかったです。

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以上、こんな祝宴もあるんですよ、というレポートでした。^^
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