未在に行きました。

先々週、「未在」に行きました。
前から一度、行ってみたいと思っていたので。

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カウンターのみ、その日は10席でした。
円山公園内のこじりんまりとしたお店ですが、
小間の茶室風の数奇屋普請は見事です。

茶懐石を取り入れた料理屋さんなので、
席につくまでに、
外の腰掛け(待合い)で白湯が出されます。
私たちは、そこがいっぱいだったため、
店内の床の間の前に設えてある腰掛けに。


小間(茶室)のように照明も仄暗く
漆塗のカウンターはふつうの割烹の1.5倍くらいとってあり、
カウンターの立ち上がり、厨房との結界には四方竹。

カウンターにはひと組にひとつずつ灯明皿が置かれ
灯心からゆらゆらと陰影がつくられていく。
陰影礼賛。

一期一会。
開始は6時。
カウンターに客が全員揃ったところで、
折敷に飯汁の四椀で、茶事のような食事がはじまります。

ご主人をはじめ、お運びも含め、全員男性(料理人)。
少々、気詰まりな感じは否めないかな。
茶事の濃茶席みたいな感じです。
お造りからは薄茶席くらいの雰囲気になりますけどね。
撮影禁止だったので(筆記用具、持参すればよかった)、
何をいただいたのか忘れてしまいました。とほ。
マグロや鯖のお造りが美味でした。
それと牛肉が出てきました。ええ、美味でした。

うつわは渋めでいいものばかり。
10月、名残の季節ということで、
向付けのうつわは揃いではなく、
風炉の季節に使われた、さまざまなカタチのものが出されました。
うつわ好きにはたまらない ^^
(この趣向、裏千家さんもの。表千家の懐石ではしないみたいです)。

最後にお菓子と抹茶。
お濃茶と薄茶のあいだような一碗でした。
そのあと水菓子(デザート)。

若衆が提灯で足下を照らしながら、
店の外、角まで送ってくれました。
ご主人もこちらが角で振り返るまで
店の前で見送ってくれました。

私のなかひがしさんのキーワードが「物語」なら、
こちらは「演出」かな。

外の腰掛けには三ツ星祝の胡蝶蘭が飾られてました。

しかしやはりこれだけの演出があると
値段も張りますね。
いい体験でした。


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草喰なかひがし 秋の篇

もう10日ほど前になりますが、
銀閣寺畔の「草喰なかひがし」さんに行ってきました。
私がここをスキなのは、
他のお店にはない、「物語」があるからかな。
お店を出ると、満ち足りた気分になる。
いいことをしたあとのようなかろやかな気分になります。


今回は秋の実りと、松茸をいただくのが目的。
真ん中(12600円)のコースに
まつたけごはんをブラスしたものをいただきました。

稲穂や月を意識したものや、
今年生まれた鶏がはじめて産んだ卵など、
「実り」と「感謝」が随所に散りばめられていたように思います。
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稲穂、おしいかった〜。

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強調するために、同じ画像をしつこく、しつこく(笑)。
まつたけごはんは香りを楽しむために蓋付きの漆器で。
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花もご主人が足で摘んできたもの。
〆はいつものパリパリッとしたお焦げ。
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別腹のデザート。
私がミシュランの人なら、間違いなくここを三ツ星にするのに。

次は櫻の頃を予約してきました。

★おしらせ★
猫ブログ、週末は「猫が案内する」と題して、
今、住んでいる築80年の建物のことを記事することにしました。
今回はその一回目。
ご興味がある方はこちらから。

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またまたお知らせ@台湾


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台湾での「東京達人遊京都」はなーんと10月9日に発売になっておりました。
昨日、連絡がありました。涙
天下雑誌出版というところから発売になりました。
こちらから買えると思いますが、日本語バージョンがないので……。
290元だそうです。
来週、私のところには届くようです。

目次の台湾表記。原本と照らし合わせると、面白いです。
原本はアマゾンで買えますよ。まだ絶版にはなっておりません。はい。

第一章
「水」物語
水物語之始
金閣寺的銀世界【睦月】
遊祇園及御神水【如月】
鴨川之春【彌生】
志波櫻與疏水櫻【卯月】
町家的音風景【?月】
嵯峨的水田【水無月】
御手洗祭【文月】
廣澤池的送火【葉月】
千年之井【長月】
琵琶湖疏水【神無月】
地下水脈之聲【霜月】
洛中的釀酒屋【師走】

第二章
「火」物語
小正月的歲穏廖數啖遏
吉田神社的火爐祭【如月】
修二會的松明【彌生】
夜櫻與花篝【卯月】
鞍馬寺五月滿月祭【?月】
螢火茶會【水無月】
又是一場祇園祭【文月】
精靈之火、神明之火【葉月】
登愛宕山【長月】
鞍馬火祭【神無月】
茶道與開爐【霜月】
八?神社的白朮火【師走】

第三章
「掌」物語
邂逅火水神,在?之森
葵祭 社頭之儀
妙心寺 退藏院的水琴窟
法然院 谷崎潤一郎之墓
平野神社 滿月時節賞花
五山送火記事
幽玄的火祭、廣河原的松上
蒼勁冬風中的南禪寺

第四章
「町家」物語
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旅に出るなら

掲載誌のお知らせが遅くなりました。
最新号「自遊人」
  大特集/読者が選んだ「美味しい宿」大賞

私は宿選びについてのエッセイを寄稿しました。
そして三つ、選びました。

この雑誌、ものすごい情報量(時刻表なみ^^)で、
宿を決めるときには、ものすごーく役立ちます。
ぜひぜひサイトを覗いてみてください。
書店でないときは、サイトから注文できます。
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綴じ込み付録
これだけは知っておきたい!
旅館・日本食のマナー

なんて付録までついています。

この出版社、新潟で無農薬のお米を作ったりしてるんですよ。
もちろん社長も。
志の高い、そして面白い出版社です。

お米や安心食材の通販もしています。
ぜひこちらを覗いてみてください。
きれいなホームページですよ。
私も今、見てきたんですけど、
5キロで10000円のコシヒカリってどんな味なんだろう。驚愕!
説明文によると、
「ミシュランの3つ星を獲得した元麻布「かんだ」が選んだ米作り名人の作るおいしい魚沼産コシヒカリ。ホタルが舞う田んぼ限定の米を天日干しに」
だそうです。ホタルが舞う田んぼか……。
詳細は"こちらです。

あとね、
「極上のお米を食べ比べ 
【21年産】全国米食味コンクール受賞米5種セット」
5800円。
興味津々の方はこちら
うーん、買おうかな。

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まつたけごはん

昨日は「草喰なかひがし」さんの松茸ごはんを真似してみました。
松茸はもちろん国産ではございません。^^

一緒に炊き込まず、松茸だけを軽く火で焙って、
それを炊きたてのごはんに混ぜる。
上から塩と振り柚子。
「なかひがし」さんはこの上に「からすみ」が。
(からすみも高いから割愛^^;)

それでも風味豊かで、おいしかったです。

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